Writing Retreat 報告 ― セルフ・ファシリテーションで進める「一人リトリート」―

10月4・5日の週末、My Own Writing Retreat(参加者は自分だけ)を実施しました。

今回の目的は、これまでトレーニングを受けてきたファシリテーション手法の効果を、自分自身に適用しながら検証すること。つまり、他者を導くように、自分自身をファシリテーションする ― セルフ・ファシリテーションという試みです。

一人で進める時に難しいこと

一人でリトリートを行うとき、意外と難しいのは次の2点です。

  • スケジュールに則って、淡々と「書くこと」に集中すること
  • どんなに流れに乗っていても、時間が来たら一度手を止め、休憩を取ること

この“自分で自分を制御する”過程こそ、セルフ・ファシリテーションの真髄だと感じました。

会場と1日目のスケジュール

会場は恵比寿駅近くの某施設内ミーティングルーム。
静かで明るい空間で、集中にちょうどよい環境でした。

以下が1日目の予定です。

11:00 到着、PCの設定、施設スタッフとスケジュールの共有
11:30 Warm up
12:00 Writing 1(60分)
13:00 休憩(30分)
13:30 Writing 2 (90分)
15:00 休憩 (60分)
16:00 Writing 3 (90分)
17:30 Wrap up
18:00 終了

スタッフの方と休憩時間を共有し、タイミングになるとコーヒーや軽食が届くようにしていました。この「外部に委ねる仕組み」も、セルフ・ファシリテーションを支える重要な要素です。

Writing 2 終了後に遅めのランチで休憩。

実施中の調整と工夫

今回は、一度書いた原稿を修正と書き直し。修正にあたって確認が必要なことが発生したため、一部予定を変更しました。

15:45 原稿修正のための確認事項を整理(20分)
16:05 休憩(15分)
16:20 Writing 3 (90分)
17:50 Wrap up
18:20 終了

全体としては、3回のWriting時間を守ることができたので、セルフ・ファシリテーションによる今回のリトリートでは許容範囲の変更だったと思います。

2日間を終えて(続く)

この2日間で感じたこと、得られた成果、そして次につながる気づきについては、次回のコラムでまとめます。